2次元練習問題 No.8

ここで習得する操作

パターン図形の編集、直線コマンドを使用した接線の作図


 基本操作:パターン図形、情報、直線、連続結合

基本ステップ

  1. パターン図形で同一径の円を4つ作図した後、径の編集を行います。
  2. 「パターン図形編集」(情報+Ctrl)で円の径を編集
  3. 直線コマンドで接線を作図
  4. 連続結合で不要な部分を削除

作図コマンド:基本操作

2次元作図コマンド:パターン図形

パターン図形:一般的に穴としてよく使用される形状を配置します。
 1.パターン図形コマンドを選択します。
 2.形状を選択し、サイズを入力します。
 3.配置パターンを選択し、配置パターンの値を入力します。
 
 4.配置基準点をクリックします。
 5.ピッチを入力して、移動したい方向にカーソルキー(上下左右の矢印キー)を使用して移動します。
 6.配置したい位置で、Enterキーを押します。
 

2次元作図コマンド:情報

情報:図形に関する情報を表示します。
 線分やポリラインのノード付近をクリックした状態で、選択された線分やノードの情報を見ることができます。
 ポリラインの要素数や周長、(閉じている場合には)面積が表示されます。
 パターン図形をクリックした場合、配置情報も表示されます。
 要素の上でクリックし、押しっぱなしにすると、情報が表示されます。
補足:要素が選択状態でマウスが要素上にあると、『フローティングツールチップウィンドウ』が自動で表示されます。

パターン図形編集
[Ctrlキー]を押しながら図形をクリックするもしくは、[右クリック]⇒[パターン編集]で、図形編集ダイアログが現れ、図形を編集することができます。
パターン図形以外の場合は、同一寸法の編集をONにすると、同じサイズ形状のパターン図形を一括編集することができます。

2次元作図コマンド:直線

直線:直線・接線・垂線を作図します。

2点をクリックして作図する:マウスの始点と終点をクリックします。

座標値を入力して作図する

  1. X、Yに始点の座標値を入力します。
  2. DX、DY(絶対値入力の場合は、終点X、終点Y)、長さ、角度のいずれか2つを入力します。
    DXと長さ、DXと角度、DYと長さ、DYと角度の組み合わせの場合、必要な値だけを入力してください。

補足:Ctrlキーを押しながらクリックすると、直線コマンドで直前に作図した直線と同じ長さと傾きの線が作成されます。クリックされた点が直線の開始点となります。この方法は、同じ直線を違った場所に数多く作成するときなどに使えます。

垂線の作図:直線コマンドを使い直線又は円弧上の点からその線分に対して垂直な直線を作成できます。

  1. 直線コマンドを選択します。
  2. 長さを入力します。(他の値はそのままにしておきます)
  3. Shiftキーを押しながら垂線を作成したいところでクリックします。

マウスポインターが直線や円弧上でスナップしているとき、そのポインターがわずかですがオフセットしている方向に垂直線が引かれます。

接線の作図:円または円弧の指示された点に接線を作成します。

  1. 直線コマンドを選択します。
  2. 長さを入力します。(他の線はそのままにしておきます)
  3. Altキーを押しながら、接線を引く点でクリックします。

ShiftキーとAltキーの両方を押しながらクリックすると、反対方向に作成されます。

2つの円弧に接する接線の作図:2つの円弧又は円に接する接線を作成するには直線コマンドを使用します。

1.直線コマンドを選択します。
2.線上とスナップされるまで円弧の近くにマウスを移動しクリックします。
(もし端点、中間点、あるいは他のスナップが出たときは、線上と表示する位置までマウスを移動してください)
3.円弧の接線となる方向へマウスを移動します。
(マウスを動かすと円弧に沿って直線の始点が移動し、常にマウス位置から接線を維持します)
4.他の円や円弧の上に接線と表示されるまでドラッグし、クリックします。

2次元作図コマンド:連続結合

連続結合:いくつかのポリラインをトリミングや結合によって1つに結合します。

  1. 連続結合コマンドを選択します。
  2. 結合する部分を順番にクリックします。

補足:クリックした部分が閉じられると、その他の部分が自動削除されます。
   閉じた図形にしないで途中で終了する場合は、Ctrlキーを押しながら、図形のないところをクリックします。
   途中で他のコマンドを選択すると処理はキャンセルされます。

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